1 通常事業計画所
本協議会はこれまで設立目的に沿い、法令研修やISOの取得、会員相互の情報交換等を実施してきました。平成26年度についても、引き続き会員の環境保全対策の取組みを支援するため、研修会や見学会を開催するとともに、より会員間の情報交換の充実を図り環境対策に関する成果や問題点を共有できるよう事例発表や意見交換を実施していきます。また、国内外で大きな命題となっている、地球温暖化については、協議会においても平成20年度より重点項目として取り組んでおり、今後も研修会等のテーマとして取り上げ防止活動推進に努めていきます。 |
(1)交流会
事業者相互の情報交換及びネットワークづくりのため、総会に合わせて交流会を開催する |
(2)研修会等開催
1)研修会
1 |
環境保全関係法令研修会
・年2回以上開催し、環境保全関係法令の修得を図る
・環境保全関係法令について県庁関係課等を講師とし、最新の情報を会員へ提供する
・基礎的な環境保全関係法令について新人担当者等を対象に研修を行う |
2 |
ISO14001研修会
・環境管理システムの普及を図り、また内部環境監査を実施している会員企業を支援する
・内部環境監査員を養成するためのセミナーを開催する |
3 |
地球温暖化防止活動に関する研修会
・節電、新エネルギーの活用及び補助金の活用について情報を提供する |
4 |
公害防止管理者等講習会
・参加企業(1人あたり1万円、最大10人)への助成を行う |
2)事例発表会・意見交換会
・会員の環境保全活動に関し、テーマに沿った事例研究の場を提供する
・事例発表会テーマに関し、事業者相互で意見を交換する
(3)優良施設見学会
・会員の環境保全活動に関する事例研究の場を提供するため、優良施設等の見学会を開催する
(4)会報誌の発行及び情報提供等
1 会報誌を発行し、環境保全に関する行政情報、技術情報等を収集し、提供する
2 各種環境保全関連の刊行物を配布する
3 平成25年度にリニューアルした協議会ホームページを活用し、会員へ環境保全に関する情報を提供する
(5)後援等
県内で実施される協議会活動の主旨に合致する各種環境保全活動についての後援及び支援する
(6)協賛・広報・PR活動等
1 ホームページ掲載情報の充実とリンクの拡充により、協議会活動を県民に広く周知する
2 環境関係の企画への協賛を行うとともに広告の掲載により協議会活動のPRを行う
3 その他、未加入事業所への入会パンフレットの配布等を行い、協議会のPRに努める
4 公益財団法人くまもと地下水財団が実施する地下水保全活動の支援を行う
(7)総会・理事会等の開催
総会・理事会及び企画委員会を開催し、協議会の活発な運営を行う |
2 設立20周年記念事業計画
設立20周年記念事業として「設立20周年記念式典・記念講演会の開催」及び「社会貢献活動の実施」の2つを軸として行う。社会貢献活動については、@水田オーナーによる環境保全活動、A会員による個別一斉活動とする。
「1」環境保全活動
・活動目的及び内容
農村は地下水かん養や自然環境の保全、気候緩和、防災等の機能をもつが、担い手不足等によりその機能が維持できない状況にある。そこで、本協議会が水田のオーナーになり、地域農家の方々とともに水田を維持保全していくことにより、地下水かん養に貢献するとともに、農村の活力向上を図る。また、田植え稲刈り等を行うことにより会員相互の交流を図る。 ・実施場所
阿蘇郡西原村大字河原滝
・スケジュール
平成24年度
(実施済み) |
調査準備 |
視察3ヶ所(西原村・南阿蘇村・阿蘇市) 候補地決定:西原村 |
平成25年度 (実施済み) |
試行 |
6月15日 田植え・昼食(55名)
10月12日 稲刈り・昼食(72名) |
平成26年度 (本年度) |
本格活動 |
6月14日 田植え・昼食(200名程度)
10月中旬頃 稲刈り・昼食(200名程度) |
平成27年度 |
継続活動 |
5月〜6月 田植え・昼食(50名程度)
10月頃 稲刈り・昼食(50名程度) |
平成28年度 |
継続活動 |
5月〜6月 田植え・昼食(50名程度)
10月頃 稲刈り・昼食(50名程度) |
「2」会員による個別一斉活動
・6月1日を「熊本県環境保全協議会の日」と定め、毎年その日の前後に各会員企業が社会貢献活動(清掃活動、環境イベント等)を実施する。
・それぞれの活動を事務局に報告してもらい、協議会ホームページへの掲載、報道への情報提供等により協議会活動をPRする。
・平成26年度は協議会の日が終了していることから、平成27年度より実施する。 |